明治に発行された1銀貨は、1870年(明治3年)に貿易用として発行された銀貨です。1878年からは国内でも流通が始まり、1914年(大正3年)まで発行されました。
新一圓小型銀貨は1887年の明治20年に発行開始となり、貿易と国内の両方で使用されています。
発行国:日本
額面:1円
発行年:1887年~1914年
重量:26.96g
直径:38.1.mm
厚み:2.6.mm
品位:銀900/銅100
銀の比重は、「重さ÷増えた水の体積」で計算できます。
「重さ」26.95÷「増えた水の体積」2.64=10.21
下の表に照らし合わせると、ほぼSV900 銀の純度90%なります。
刻印 | 銀の純度 | 比重(g/㎤) |
SV1000 | 99.9%以上 | 10.49 |
SV950 | 95% | 10.41 |
SV900 | 90% | 10.15 |
SV800 | 80% | 10.07 |
SV750 | 75% | 9.99 |
SV650 | 65% | 9.90 |
SV600 | 60% | 9.82 |
SV550 | 55% | 9.75 |
SV500 | 50% | 9.67 |
竜1円銀貨はコインコレクターの中でも特に人気のコインです。偽物も多く流通しているため、アンティークコインを購入する際は、信頼できるお店か、鑑定保証付き、もしくは、実際にお店に足を運び、コインのサイズや重さを測り本物だと納得できるものを購入することをお勧めします。
2024年3月時点では、竜1円銭銀貨の相場は、ヤフオク調べ2024年3月時点、「竜1円銀貨」関連の新品・未使用品・中古品の過去120日分の落札相場は、約344件の落札価格は平均18,678円です。
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